分身会社
翻訳会社ソリュテックの田吹です。
分身会社は法的には子会社である。 しかし、NECでは 「NEC本体と同格の専門会社」 というニュアンスを持たせて分身会社という言い方をする。
確かに、私も入社したのが NEREC という NEC の分身会社だったが、入社と同時に NEC に逆出向となり、そのまま独立するまでの10年近くを
NEC社員として過ごした(なので、就職先の分身会社ではほとんど仕事をしていない)し、 別段、NECプロパー社員と差別されることも無かったことを考えると、分身会社のコンセプトは生きていたと言えよう。
NEREC の雇用条件は NEC と同じという説明で入社したが、しかし、時間の経過とともに上層部のポリシーが変わってきたようで、どうも途中から
NEREC の方が NEC に比べ、労働時間の前提に差が出てくるなど雇用条件が悪くなってきた。
それに、私が入社した時点では NEREC の社長は非常に立派な方で、その時代は良かったのだが、その後、NEC から天下るようにして社長やその他様々な管理職のメンツが送られてきた。
これで、私は 「所詮、子会社は子会社に過ぎない」 と感じ、希望を失った。 分身会社の上層部は親会社である NEC から送り込まれるので、分身会社のプロパーが会社の上層部になれる可能性が非常に少ない。
せいぜい部長止まり。
従って上昇志向の強い人にとって、分身会社に就職するとフラストレーションが非常に多く溜まることとなろう。逆に、上昇志向があまり強くなく、どちらかと言うと無難な職場を希望するなら、分身会社に就職するというのも悪くないかもしれない。
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私が入社した NEC の分身会社 NEREC は今はもう無い。 そこら辺のストーリーは 企業経営 - 消滅した会社から学ぶ へ。
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